道徳のワークシートという不毛なものをデジタルへ
こんばんは。
「特別の教科 道徳」
(正式名称をど忘れしてググりました。)
いわゆる、道徳。
心の授業、と呼ばれるものです。
個人的に、嫌いじゃありません。
“教師からの押し付け”や“よくわからん美徳”、“いらない固定観念”の匂いがする教材や、読み物でない限りは(笑)
それぞれ多様な思いを持ってるけど、どれも全て大切なんだよ。それでも、生きていく上で人としてだめなこと良いことは覚えておこうね、というスタンスで取り組んでます。
考えさせたい力ごとに、読み物教材、と呼ばれる物語があったりします。
なれないうちや、研究不足のうちは、その読み物の、読み取りに終始してしまって、まるで国語の授業になってしまいます。道徳は、確実に自分の生活に帰属することが何よりも大切だと思ってるので、一刻も早く読み物の世界から抜けて、実生活について考える時間を設けないと、何をしたかったのかよく分からない時間になってしまいます。
(偉そうなこと吠えてますが、こんな授業たくさんしてしまってます。反省。)
そして、子供たちにどれだけおちたのかというのを見取るために、ワークシートなるものを用意したりもするんですが…。
高学年になると、書くことも多くなり、考えることも複雑になり…そもそも書くという作業が苦手な児童もいるわけです。
で、極論こちらとしても、読み物教材の読み取りなんて必要ないと思ってますし、主発問と呼ばれる1番つけたい力に関わる問いかけに対する子供たちの答えや考えが大切なわけで。
そんなもん、鉛筆でゴリゴリ書くより。
ささっと、打ってもらった方が早い。
し、見やすい。共有もしやすい。
ということで、始まりました。
道徳のワークシート、デジタル移行大作戦。
考えうる方法は四つ。
一つ目
ベネッセさんの「オクリンク」という教材を用いたもの。
子供たちはタブレット上に簡易的なホワイトボードを作成出来るのですが、それを教師や子供同士に送り合うことが出来るんです。
それに、こちらが質問を書いて送り、それを返信してもらう方法。
二つ目
GoogleWorkspaceのドキュメントの活用。
一つのワークシートを作成し、それを課題として個人に送り、戻してもらう方法。
書くことが多ければ、この方法でも良いが、書くことが振り返り程度では、コスパが悪いような気がする。
そこで三つ目。
GoogleWorkspaceのフォームを使って、簡易的な質問をし、それに答えてもらう形で振り返りを取る方法。
これだと、余計なものを作る必要がなく、教師の抑えとしては楽。
ただ、問題があるとしたら子供たちが見返すことができなくなること。ドキュメントやオクリンクなら、まとめて印刷すれば形として残すこともできるし、ドライブに保存することも出来る。
こちらで抑えるだけなら、これでも◎
4つ目
またもGoogleWorkspaceのスプレッドシート。これは、一つのデータを共有させる形。
イメージとしては、児童ごとにシートを作成し、教材が増えるたびに書き溜めていくもの。もしくは、教材ごとにシートを作成し出席番号で管理するもの。の2つ。
どちらもいいなあと感じてます。
ただ、他のシートに乱入したりすると少しだるい(笑)権限を編集者にするので、いじられると面倒い(笑)
ただ、意外と道徳って他者の考えに触れることが大事になってくるので、手軽に他の人の考えを見れるこの方法は良いかもしれない…。
実験(笑)は、自分のクラスしか出来ないので難しいですが、自分や子供らにあった方法で、進めていきたいです。
別に、ワークシート作って印刷するのが、面倒くさいとかそういうことじゃ…ないですからね。その気持ちは、八割五分くらいです。