FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

“漫画好き”を押してくる人は、“漫画好き”ではない気がする。

こんばんは。

皆さん漫画、好きですか?

 

私は好きです。

ただ、人前で「漫画が好きです」ということは控えております。

 

そもそも自分は、小学5年の頃からメルトや、みくみくなど、ボカロ初年度を追っかけていたほどのヲタクでした。その頃は、今ほどヲタクオープンな世界ではなく、隠して隠して逃げる日々でした。なので、自分の読んでる漫画やアニメをオープンにするというメンタルが出来上がらないまま大人になってしまいました。

しかし、漫画という文化は、ピンからキリまであります。例えば、ドラゴンボール、ワンピースといった所謂ジャンプ漫画から、ゆるゆりcitrusといった百合姫まで、多岐に渡ります。自分は、結構天邪鬼な人生を送ってきたので、王道漫画や流行りの漫画は避けて生きてきてしまいました…。(今になって、それを恥じてどんどん読んではいるのですが)

 

そしてなぜ、「漫画好き」と言わないのかというと、確実に「どんな漫画読まれているのですか?」という話題になるからです。

「金色のガッシュ」「Flat」「ソウルイーター」。現行ものでいうと、「とんがり帽子のアトリエ」です。


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ほら、ね。

オタク特有の変な病気が発動するんです。

 

嫌なんですよね、そこまで情報を知らない漫画を「好き」だと言うのが…。

自分の悪い病気です。趣味や好きのラインが高すぎて、ある程度自信を持てないと「好き」だとか、「ファン」だとか言えないんです。

おそらく、「呪術廻戦」とか「ブルーピリオド」とか「ゴールデンカムイ」を言っておけば、話は続くのでしょうけど、なかなか言えない。しっかり話は追ってるし、作中の事は理解しているつもりです。

が、変な病気が。嘘を吐けません。

というか、ペラペラ話して引かれるのも嫌だし、王道すぎるの言って「ああ」と思われることも嫌。かと言って、足りない情報をカバーしようも話し出すのも違う。

 

なので、一番キライな「何の漫画読んでるんですか?」で、手の出方を伺わなければいけない質問を避けるために、「漫画好きです」とは言わないようにしているんです。

 

 

 

そして!!!

おそらくですが、漫画好きな方は、初対面で「何の漫画を読んでる」のかなんて聞かないと思うんですよね。というか、自分から発信なんてしないと思うんですよね…。ねえ。

 

そんな質問を言われた時に

「えっと、あの、その…うーんと、じゅ、呪術廻戦とかは普通に」

とか頭ギュンギュン回して答えた割には、時間も取ったし、的をいてない返しをしてしまって、漫画好きかを疑われたし、コミュ障だとバレたという話があったり、なかったり。

 

社交辞令ができない教員です。

 

「今の推しは、『きみが死ぬまで恋をしたい』です。友情を知らなかった兵器が、友情を知り、恋を知っていく過程が尊いんです。是非。あ、あと、『呪術廻戦』ですね。」


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https://comic.pixiv.net/works/5424

 

よしよし。