FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

他人と協働する研究授業は得意分野でやるもんじゃあない

これに尽きます。

 

ここ数年連続。

自分に大きな研究授業が回ってくることが多くなりました。出来や知識はともかく、自分は国語が好きです。国語の授業研究も好きです。

そんな自分が、指導案の叩き台を書きます。

 

勿論、年数的に指導面で至らない部分も多々多々多々あります。

それもあると思いますが、色々叩き直されるんです。それも、理由があって自分が思いを持ったところを。

学習指導要領や、国語の力がつくように考えたものを、国語の観点以外の部分でご指摘いただきます。

 

自分の力に絶対的自信もなく、いやいやとは言いますが、反抗しきれるタイプでもないので、その方がいいんですかねえとか言って直します。

この時は、そう言われたんだからそうなんだろう。自分にはわからないことがたくさんあるんだから…という少しアンニュイな気持ちで訂正に入るわけです。

 

そこがスタートになるわけで、ほかの先生方は、叩かれて直した指導案を僕のものとして見るんですよね。(それがまず耐えられない。だって納得いってないんだもん。)

愛着などクソほどもない、指導案なので、ご指摘もご指摘どおり直します。直さないときもありますが(笑)

 

 

で。今回、他の先生方は、その指導案で練ってくれたのでプリントなど沢山用意してくださいました。じぶんは、気持ちは乗ってませんが、その指導案で進める準備を着々と行っている最中です。

なかなか話し合いが持たれないまま、あれよあれよという間に、単元も半ば。自分が見せる授業の模擬授業を他の先生がしてくださる時期になってきました。

 

するとどうでしょう。

結局は、こういう形の流れが良かったんじゃないか。という話が出てきました。

 

それ、叩き台で出したけどな。

 

なんて思いましたが、そんな気持ちは腹の底に沈めて、「そうですね!」なんて迎合する自分にも腹が立つ。

 

そこまで見据えて、その指導案書いたのに、潰したのはあなた達でしょう!と。

あの時、もっと強く言えていれば良かったのかなあと反省にもなりました。自分の指導の根拠に少しは自信を持ちたいと思います。

 

 

 

で。これか一度ならまだしも。

昨年は、全ての授業が終った後、専門の先生からこういう流れでやってみたらどう?と言われた単元案が、丸丸自分の叩き台だったり…。一昨年は、強めに言われて直したところが、「だめなところでした」と酷評されたり…。

国語に逃げてしまっている自分が、悪いんですけど…でも、もう少し授業者として意図を1から、10まで伝えないと分かってくれない人が多いんだなあと痛感する数年です。

 

頑張ります。

少なくとも、来年当たったら国語からは逃げさせてもらいます。ただ、今後国語で生きていきたいので、逃げるわけにもね。というジレンマです。

 

まあ。とりあえず、子供のためにも形になる授業にはしてきます。