外国のお話ってどうやって書いてるの?(読み物教材の扱い方 前半)
こんばんは。
こんな素朴な疑問を、全員に分かるように伝えたい、日々そう思っています。
が、今日はあと一人でした(笑)残念。
自分のクラスでは、グリム童話の「おかゆのおなべ」が始まりました。
これは読み物教材の位置づけで、読んで楽しむ、広げるっていうのが授業としての位置付けなのですが…
もったいなくないですか?
読書をさせたい、本を読ませたい…などと口で言うのは簡単ですし、さも、重大そうに言う方も沢山おられますが…
あれ、読まないの、子供のせいにしてません??
こんな世の中ですよ。ゲームは満足にできる、スマホもある、アニメもドラマも漫画もテレビも…。
活字読むのって時間かかりますよね。そんな時に、簡単にファンタジーや、メンヘルに浸れる媒体が数多ある中で、本。選びますか?
僕らは子供の頃、今よりは選べる媒体も少なく(きっと、年上の方は、俺ら以上に少なく)育ってきてるので、本を選んで読書するのにそれほど躊躇いはありませんでした。
勿論、同じ世代にも本嫌いはいましたが、なんだか、今はそれどころじゃない気がするんです。
…と、いうことで、読書教材の出番です。
特に低学年の今、本でしか味わえないものを感じておくと良いのかな、と、有用性を持って子どもたちに読書を勧めています。たとえ、今後読まなくなっても、何かをきっかけに読める人間になって欲しいんですよね。
ということで、今回は、昔話というくくりでの読み物。
自分のクラスでは、日本と、海外の昔話の違いからお話しました。
いわゆる日本の昔話『桃太郎』を読み、その後に、他の日本の昔ばなしを尋ねました。
そこで出ました『赤ずきん』
ありがとう。それは外国の昔話。
その後、赤ずきんを読みました。
そして、「さて、日本の昔話じゃない感じがした?」
オオカミが出ること、猟師が出ること、頭巾が出ること、葡萄酒が出ること……日本とは違うものに沢山気付けましたね。
その後、本時に使う「おかゆのおなべ」が入っているグリム童話や、イソップ童話のお話をしました。
すると、
「ドイツの人がどうやって日本の、絵本を書いたの?」
「絵本はどこからきたの?」
翻訳という事を知らない彼らの頭には、?、がいっぱい。
ドイツの人が日本語で書いたのかなぁとか、本はどこから来たのかなあとか……ちょっとよく覚えてませんけど(笑)
今日の彼らは翻訳家という職業を知りました。その後のお話は、また明日。
今日は、ここまで。
あと一日がんばりましょう!