FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

天までとどけ、一、二、三 【光村国語 一年下 「くじらぐも」】

今日から「くじらぐも」に入りました。

物語教材、楽しいですね。

 

自分のクラスでは、新しい教科書に移るタイミングが図れなかったため、下の教科書はロッカーにまとめて置いておりました。

そのため、今日の子供たちは、(ほとんど)一度も読んだことがない状態でくじらぐもを読んだのです。いやあ、反応が新鮮でした。常に教科書没収していたいくらい。まじで。

 

読み聞かせをしていると、くじらぐもが子供のマネをする部分では笑いが起こり、くもの上に乗った部分では、おおという感動も起きました。そして、その気持ちのまま初出の感想へ。最高かよ。

 

「くじらぐもが喋って驚きました。」

「私もやってみたいなと思いました。」

「どうやってジャングルジムにおろしてくれたんだろう」

「ちょうどいいタイミングで風が吹いてくれて良かったです。」

「どんなふうにジャンプをしたのか気になります」

 

みたいな、感想が。

 

こうなったらもう仕方がないですよね。ひたすら想像する単元にしたいと思います。

ゴールとしては、天気のいい日にお外で群読出来れば安牌かな、と考えています。

読み間違いも宝なので、みんなで想像して、余白があるところは埋め、自分で書き足しちゃってる子のは、フォローしていってあげようと思います。本物のクジラが空飛んでるわけじゃあないからね(笑)

 

音読、音読。場面読み、場面読み…の授業は嫌いですが、そこから得られるものもあると考えています。勿論地続きの文で、移り変わりも大事なのですが、指導要領を踏まえるとそこは、最高ラインになってしまうんですよね。難しい。やりたいこと、やるべきこと、そして、やれること。この3つが上手に重なった時が国語って気持ちがいいなあと思います。そんな授業出来たことないですけど。

 

昔の自分が嫌いな授業が、いまの自分がやってあげたい授業になってて複雑。

そんな話は、また次回にでも。

 

さて、明日から第二時。

大きな雲がくじらに見えるような単元にしていきたいです。

それでは。