FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

係活動インターンをした話

さて、新学期も始まりおチビちゃんの一年生達はやっと起動に乗ってきた頃です。

自分のクラスでは、今日ようやっと子供たちの係を決めました。

 

係活動については、賛否両論、様々な角度の意見があることは承知ですが、そんな深い話ではありません。悪しからず。

 

一学期に初めての係活動を慣れないながらも頑張った子供たち。中には、途中で「変えたい」「これじゃない」と素直に言ってくる子供たちも一部いました(笑)

そんな言葉を聞きながら、ふと思ったのが、この子達は全部を体験しながら育っていけるのかな、ということです。

上にも書いたように、係活動には担任の先生の考えがかなり大きく反映されます。全員に違う役割を持たせる方、子供達につけてほしいスキルの違い…などなど。自分は、子供たちとの時間を多く持つための係活動を重視してお願いしています。

 

ただ、基本的に学期に1つの係を任されるというイメージがあると思います。実際そうなんですけど、そうなると、3×6で18回しか係活動を体験出来ないんですね。そして、これは18回であり、18種類じゃないんですよ。学年が変わる事に同じ事をやる事がありますよね。学年上がって、経験した事ない係をやろうなんて気持ちになる子ばかりじゃないんで…

となると、と気付いた賢い僕()は、始業からの二週間をお試し期間と称して、係活動インターンを取り入れました。

全部やっていいぞ、と。その代わり本決定の時は、頑張ってた子を優先するよ。と。

 

いやあ、本当にみんな頑張ってくれました。

「一日に、何個もやっていいの?」なんて良い子すぎるて。毎日毎日違うものをやってる子もいれば、途中から1つの係に集中した子もいれば、十人十色でした。

 

本日係を本決定したのですが、結果的には成功だったと思います。若輩ものの何の参考資料もない思い付きですので、粗い部分しかないと思いますが、何よりも「なんとなく」選んだ係ではなくて、十までの足し引きしか出来ない一年生が「理由をもって」選んだ係というのがとても大切なのかな、と思います。自信や責任感みたいなものが少しずつ芽生えてくれたら嬉しいです。

頑張ろうね二学期。