原作.伊坂幸太郎の映画に間違いはない【ブレットトレイン】
映画『ブレット・トレイン』予告1 2022年 全国の映画館で公開 - YouTube
突然。何だと思ったと思います。
熱く語ってたマーベルでも、
FFの映画(うっ……頭が)でもない。
タイトルの通りなのですが、この映画の原作伊坂幸太郎さんなんです。
自分伊坂幸太郎さんの小説大好きで、全て読んでおりますし、この人の本だけは新品で購入するように心掛けているくらい(笑)
原作は「マリアビートル」
少し前に「グラスホッパー」という殺し屋の映画が公開されたと思います。
また、サンデーで大須賀さんが連載されていた「魔王」「Waltz」の原作の1つでもある「グラスホッパー」
それに続く殺し屋シリーズの1つが本作です。
あらすじは、
東北新幹線という密室空間の中で、多くの殺し屋がそれぞれの目的を持って殺し合う。伊坂節炸裂の物語です。
どの物語にも言えますが、伊坂幸太郎さんの読み心地の良さは、テンポの良い会話劇や、無駄に細かい描写の中に、伏線回収出来る隙があるというところにあると思ってます。
これまで、「鴨とアヒルのコインロッカー」や「オー!ファーザー」「ゴールデンスランバー」「アイネクライネナハトムジーク」(これは見れてません…)などなどの作品が実写化されております。
どれも、上手な伏線を丁寧に描いていただいており、前述した中では、会話劇というよりは、伏線回収の素晴らしさに重きを置いた作られ方をされてました。最高でした。
しかし、今回はハリウッド。
見る限り、完全に会話劇全振りです。
しかも、新幹線の中での殺し合いというテーマに焦点を当てた作品。
正直、微妙な気持ちです。
設定としては、絶対に面白いし、シナリオも最高なんですが……アクションに寄りすぎてパットしない中身にならないかなというのが、とても不安。
ただ、監督を筆頭に制作陣は、実績のある人達ですし、現にその作品たち好きではあるので大丈夫かなとは思います。主演も主演ですし、金もかかっていると思われるので、間違いはないと思うのですが……。デップ2を見た後の感情は、並でしたので、その記憶も強く、不安は拭いきれない(笑)
ただ、洋画となれば邦画以上にテンポの良い会話劇に、なると信じておりますので。
意訳されすぎたりしなければ、良いのかな…と信じで待ちましょう。
原作の事は一度忘れて一回。
思い出して一回観に行こうと思います。
ぜひ、皆さんも。