FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

出会いと別れとカッコイイバトルと。【ソー ラブアンドサンダー】

恒例行事となってます。

公開初日レイトショー。

 

今日は、正午に悲惨な事件があったので、いつものルンルン気分ではどうも向かえませんでしたが、行ってきました。

「ソー ラブアンドサンダー」

 

いつも通り最高。

バトル映画を見たいならとりあえず行くべき。

 

ワイティティ監督は、ポップにまとめるのが本当にうまい。見てて、無駄なハラハラがなくて個人的には好き。ただ、しっぽり浸ることも出来ないので、良し悪し(笑)

今回も、バトルシーン多く、スカッとする映像多めでした。ソーはバトルシーンなきゃ始まらないよ。

 

みんな大好きジェーンも冒頭から登場。

きれいすぎる、ナタリーポートマン…好き。

ヴァルも、コーグもしっかり出番があって、チームとしてまとまっている雰囲気がほっこりしてて好き。

GoGのメンバーもオープニングで出てきて、しっかりスターロードいい味出してました。

 

 

 

 

 

 

さてさて、ネタバレ。

 

 

 

ガン、でしたね。

どう持ってくかと思ったら、やっぱり原作通り死期が近かった。最後のシーンは、ジェーンは、ソーとしてアスガルド人として死ねた、という解釈でいいのかな。

救われたよね、という解釈? また出てくることの伏線?

「ソーは帰ってくる」、のソーは、クリスのソーなのか、それとも、ナタリーのソーなのか…そこで匂わせてる感じがして、もうワクワクしてます。とりあえず、彼女の死後が幸せで良かった。

 

ヴァルが、すごい死亡フラグ立ててたので、怪しいな嫌だなと思いながら見てたら案の定……。最悪、とは思いましたが、そう簡単には参らない。さすが王。

「戦いの中で死ぬのが本望」と言う割には、死を恐れる描写がかなりあった。その生に固執してる様が、地球に愛着湧いてきた感じがして、とてもエモかった。

 

コーグは息を飲んだけど、あのキャラは本当に死ななそう。監督本人ってのもあって、死ななそう(笑)可愛かったよ、顔だけコーグ。

 

今回、カメラアングル切り替えながらのバトルシーンが多くて、本当にカッコよかった。特に、影の国でのバトルは、規模が狭いこともあって、三人が入り乱れて戦う様が素敵すぎた。ゼウスと戦う時も、圧倒的な強さを見せてくれました。

ムジョルニアが、分裂するのはド肝抜かれましたが、演出がかっこよすぎるうえに、最終バトルの伏線にもなるなんて素敵。ストームブレイカーが、ムジョルニアに嫉妬したり、とこしえの門のキーになっていたりと、ソーの武器にそれぞれエピソードがあるのも良かった。武器に選ばれてこその、ソー。

ジェーンソーのアクションシーン美しすぎてよだれ出てくる。今回、ほぼ無双してたのでそれも相まってかっこよすぎました。

 

 

今回、ソーが民をまとめたり、子供たちを勇気付けたりと、自ずと王らしく振る舞う姿が随所にありました。言葉はまだ下手くそで、失望させるときもありましたが(笑)それでも、民がソーを信じてるのがすごくよくわかるシーンが多かった。昔のビール腹ゲーマーのソーの姿は完全に去りました。その上、ジェーンと再会し、しっかり気持ちが繋がったことで一つ大きくなったソー。

神として、ヒーローとして、やっと体も心も成熟しました。いつもなら、このあと腐るはずなんですが、ゴッドブッチャーの娘を預かってしまったので、パパとして奮闘していく姿も楽しみです。

 

ゴッドブッチャーの娘(とこしえの門の神が宿ってる)を、「一人にしない」と言ったのは、ジェーンであり、その後にジェーンは息を引き取りました。ソーは、どう思っているか分かりませんが、ジェーンが全てである彼は、彼女の言葉をしっかりと守っていくことだろうと思います。最後のシーン素敵でしたし。

頼むから、次回作また腐って出てくるのだけはやめてくれよ…。

 

 

とりあえず、バトルが最高の映画でした。

(久々にサプライズはあまりなかった(笑))