FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

黄金の三日間

こんばんは。

 

教員の世界では、学年開きからの三日間を黄金の三日間と言われています。

子供たちの目がピカピカ期待で輝いているのか、教師にとって学級経営する上でこの上なく大事にしたいからなのかは知りません。とりあえず、黄金なんです。

 

ここ三日間は、どんな言うことも(とりあえずは)聞いてくれるし、心に入っていくみたいなんです。加えて、教師としての在り方や考え方を、しっかりと示せる三日間なんだそうです。

 

 

まあ、子供からすりゃ黄金だろうが白金だろうか知ったことじゃないですよね(笑)

三日間でも、四日間でもどの日も大事ですし

 

と、いうわけでこれは完全に教師側の主観的意見な訳で…ただ大事であることには変わりないんです。

 

例えば、こちらの教育方針や大切にしたいことを、言葉にしてハッキリと真正面から伝える少ない機会なんですよね。話さなくても伝わるなんてのは、一度話した相手や、かなりの月日共にした相手だからこそ言えること。

あくまで他人の教師と児童ですから、言わないと。言うなら黄金の今しかないんですよね。

 

それに、教師の出方を見る三日間でもあります。口ではそう言っても、この人はどこで怒って何を褒めるんだ、と言うのを確かめたり調べたり、距離感を掴む時間でもあるんです。

それは、こちらも同じですが、きっと子供たちの方が敏感に感じているでしょう。

 

私が伝えたことは3つ。

①好きなものに自信を持ちなさい。

②たくさん失敗しましょう。

そして、

③人が嫌なことはしない、言わない。

 

の3点。詳しく語るのは、またクラスが軌道に乗ってからにいたします(笑)

 

まあ、黄金の三日間とか言われるからね!!と、目ギラギラさせて鼻膨らませて若手にグチグチ言うような教員にはなりたくありませんが、大切にするべき時間ではあります。

 

さて、私くろま、今のとこ一日半の時間を使ってしまいました。

あと一日半。

 

輝きが失われる前に頑張ります。

それでは皆さん、良い学級開きを。