FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

おもちゃランド、閉園。

こんばんは。

 

先日、子供たちが作った“秋のおもちゃ”を集めて作ったおもちゃランドを開園し、ペアの六年生を招待しました。

(頑張ってもたせて)一時間でした(笑)

 

生活科の学習で、秋見つけをした際に沢山拾ったドングリや松ぼっくりを使って、秋のおもちゃを作りました。

秋のおもちゃ、というか、秋のものを使ったおもちゃなんですけど。

けん玉やら、どんぐりゴマ、やじろべえ、的入れなど、工夫を凝らしてだらだらと作っていました(笑)季節も跨いだ頃で、看板などもこしらえ、おもちゃランド開園へなんとかこじつけました。

招待状を渡しに行った時の六年生の顔は、個人的に忘れられませんね。照れながらもしっかり嬉しそうな楽しそうな顔。その思いが現実になったかは置いといて、責めるなら指導者の僕を責めてくれ……うっ

 

彼らも6年生も楽しく一時間が終わり、さてゆっくり評価でもまとめるか…と思ったのですが、生活科の評価なかなか曲者。

 

特に今回のように制作が入るものでは、制作の技術的な部分は、あくまでも図画工作科の技能なので、生活科の「知識.技能」には入らないですよね。

さてさて、では、知識・技能とは?

ああ、秋を感じるようにおもちゃ作りが出来ているかどうかだな、と思ったのですが、それは恐らく「思考・判断・表現」ですよね。

指導要領とにらめっこしてますが、恐らくそうだろうと。

 

ではでは、知識・技能は?

 

一人でおもちゃを作れること?作り方を知ったこと?

このおもちゃ作り〜おもちゃランドの過程では、その程度しか知識・技能として評価できるものはないのかなあと感じました。

 

勿論、それ以前の秋見つけのときに、沢山気づいたりしている子は評価していますが。

それはそれ、これはこれ状態ですので、この単元としてはあまり知識側には触れず、思考側で評価をしよう、と、学年主任に投げかけてみました。それでいこう、とのことで(笑)

 

結局、最終地点の「学びに取り組む態度」では、それらを組み合わせて評価するので、その部分がよりはっきり見れたのではないかなあと思うことにします。

 

生活科分からん!

 

子供の頃しぬほど興味のなかった教科は今になっても…ですね。しょうがない。やるしかないんだもの。楽しそうに何かを学んでくれればそれで良し。何を学んだかは自分で落としてくれ、そんなことを言ってしまいたい。

 

 

とりあえず、

秋のものを使って

人が楽しめる

おもちゃを作って

上手にペアと関わって

振り返りもしっかり行って

後片付けや準備もきちんと行えていた

 

 

なら、基準のBじゃないかと。

ただ、相対的につけすぎると、危うくそこまでの子にAをあげそうになるので、いやいや待て待てとかなり俯瞰で見るようにはしてます。そんなことを言って俯瞰で見すぎるとC評価ばかりになることもあるので、そこは上手に…。

 

 

まあ、おもちゃランド楽しみました。

 

あとは、お礼のお手紙を書いて今学期はお終い!