FF好きの教員日記

二十代半ばの教員が、至って真面目にだらだら話します。

1ねんせい、初めての校外学習

一週間お疲れ様です。

 

今日は、一年生、初めての校外学習へ行ってきました。行き先は果樹園(遊具とかもある広いところ)です。

近場の公園に行ったことがあるくらいで、遠出というのも一日かけて行うのが初めてでした。ドキドキですよね。

 

「秋見つけ」という名目で、沢山の秋を見つけよう、と向かいました。

前日には、「もうワクワクしちゃってるんだけど!」と楽しみを抑えきれない子もチラホラ。楽しみだよね。校外学習…遠足(笑)

 

ただ、憎き、このコロナ禍。楽しい事も楽しくなってしまうんですよね。授業は、まだどうにかなりますよ。しかし、行事や、校外学習ともなると話は違うんですよね。

沢山のアスレチック、りんご狩り、温室…楽しいことも沢山、初めて知ることも沢山ありました。

 

 

まずは、りんご狩り。

姫リンゴを、10個も取れました。これじゃない、あれじゃないと選り好みする子から、パパパッと十選んでフラフラしてる子。ごめんよ、後の子のほうが上手に生きるのを先生は知ってるよ…。


f:id:yuu06ff08:20211015223302j:image

美味しかったです(笑)

温室もぐるっと巡って、バナナやマンゴー、バイナップルがどうなってるかを知りました。※ここは、秋ではないよ!と伝えながら…

 

そして…やっぱり楽しくないご飯の時間。マスクを外すこの時間ばかりは、どうしようもないんですよね…。

一年生ということも、あり学校に入学した時点でコロナ禍の学校生活。いわゆる“普通”が、今なのです。だから、楽しく班でご飯を食べる、ワイワイみんなでくっついて遊ぶことが許されまくっていた時期を都市伝説のようにしか知らないんですよね。

美味しいお弁当。みんなでブルーシートひいて、仲良くおしゃべりしながら…なんてことにはならないんですよね。本校は、なかなかしっかりコロナ対策を徹底しており、黙食の頑張り具合は眼を見張るものがあります。(こればかりは、これからのマナーとなっていくでしょうし、仕方ない)でも、やっぱりお外でのご飯は、楽しくなって話しちゃうんだろうね、と教員で話していたんです。少しくらいは多めに見ようね、と。

 

しかし、そんなことはありませんでした。

 

彼らは凄いのです。本当に感心しました。

本当に全員が一言も発さず、モクモクとお弁当を食べていたのです。こちらが、特に何も言わずとも、ですよ。

感動しました。と、同時にごめんね。と。

誰の代わりでもないけど、彼らに対して本当にごめんねと思わざるを得ませんでした。ごめんよ、こんな静かなご飯にさせて。

だからと言って、「話していいよ」だなんて、口が裂けても言えません。感染確率はあるわけですから、誰が持ってるかなんてわかったもんではありませんしね。美味しかったね!

 

最後はみんなでアスレチックで遊んで、クッタクタで帰校しました。お話も、短くさようなら。よく頑張りました。

最後には、「楽しかった」と全員が言ってくれたので、本当に良かったと思います。来週は、今日見つけた「秋」を思い出します。怪しいですけど(笑)

 

とっても楽しい初校外学習でした。

 

1つ思ったことは、絶対に僕らの物差しで“可哀想”だなんて思ってはいけないということでした。それだけです。

 

自分もクッタクタです。今日は、夜更しし放題の日ですが、おやすみなさい(笑)