日本語っていいよね。「モク」編
「もく」と、聞いて何を思い浮かべますか?
曜日でしょうか、
最近良く見る黙でしょうか?
申し訳ない。
私は、モク。スモークグレネード(煙幕)を思い浮かべてしまいました。
ただ、この発想(笑)が、この回を書く着想だったんです。
さて、この「もく」ですが。
スモークグレネード→スモーク→モク
というような派生で使われていると思います。SMOKEは、勿論英語です、それが略されてモクになっていると推察されます。
端的に情報を伝えたいFPSならではの派生ですね。
ただ、煙を表すもく、はこれだけではないんです。
煙が立ち昇る様を表す擬態語。
“もくもく”なんです。
勿論、この語は、スモークから派生しているわけではないでしょう。
恐らく、雲などの言葉から、その様を表す擬態語として発生したのだろうと考えられます。
すごくないですか。
もく、という1つの言葉が、少なくとも二言語の煙を表す表現に繋がるということ。何気なく使っていましたし、モクの中は抜けませんが、この発見で少しは報われました(笑)